HAYAMA海の学校のご報告
今シーズン2回目の梅雨が訪れ
灼熱の毎日から一転、ジメジメした肌寒い日が続いております。
コロナの感染拡大も続く中、今一度体調管理、免疫力アップ!で乗り越えていきましょう。
さて、すっかり遅くなってしまったのですが、7月に行われたHAYAMA海の学校のレポートです。
2020年より、コロナウイルスが世界中に蔓延、流行し、様々なイベントや催しごとが中止を余儀なくされ、私たち海の学校も、2020年
の1年を開催延期として、活動を自粛してまいりました。
海と言う自然相手の体験がメインとなっている教室は、天候や高波などでの開催中止は度々ありましたが、海の学校活動の発足から14年、1度も活動のない年は昨年が初めてで、寂しい2020年となりました。しかしながら、この時間を使って改めて“海の学校の意義”を考える、貴重な一年ともなりました。葉山町教育委員会生涯学習課が取りまとめる体験教室は、葉山町住民のみ参加できる限定された地域イベントで、多くのマリンスポーツへの関心を高めてもらうことを目的に、様々なマリンスポーツのエキスパートが集まり、海を楽しませてくれる数少ないイベントとなっております。
前日までの梅雨空から一転、天候に恵まれ、朝から太陽が照り付ける灼熱の一日で、この日を心待ちにしていた多くのご家族がコロナ対策と海での対応をご理解いただいた上でお集まりいただきました。
個のイベントでは、時間と人数を分けて、全てのマリンスポーツを体験してもらえるように準備されており、閉会式までの午前中いっぱい海岸で過ごしていただきました。
穏やかな朝の波ではありましたが、干潮に向かって潮が動くに連れ、少しずつうねりが高くなり、岸の近くで一気に波が崩れる状況。初めてサーフィンやボディボードを体験される方たちには、手強いコンディションとなりましたが、スタッフ一同、サーフィンやボディボードのイメージと、波に乗れる喜びを感じてもらおうと、陸でのレッスンを交え体験される方々にレクチャーさせてもらいました。
1年以上お休みをしていたこともあり、スタッフも皆、先生をすることを心待ちにしており、慌ただしい一日ではありましたが、久しぶりの活動は充実感を感じる、心地よい疲れとなりました。
今シーズン、今後の海の学校は、まだ開催のめどが立っておりませんが、やはり現場に立ってみて想うのは、“海”の怖さや関わり方を知らない人がとても多いということ。海の危険、楽しさ、自然への感謝を伝える活動として続けてきている海の学校の活動は、まだまだ多くの方に知っていただきたい活動だと改めて感じる一日でした。今後も、情勢を見守りながら、活動の場を持てるよう検討していきたいと思います。
感謝