海に遊び、海に学び、海に生きる。
きっかけは様々なれど、サーフィン、ボディボードの魅力のトリコになったメンバー一同にとって、海を眺め、仲間とともに海を楽しみ時間や季節の移り変わりを味わうときは、日々の生活の中でとてもかけがえのない大切なもの。
2006年に発足した”海の学校プロジェクト”は2018年3月に「一般社団法人 海の学校」として新たな一歩を踏み出すことになりました。
便利さを極めた現代、自然とひととの間に生まれた距離。
元来、気の遠くなる長い間、自然とともにあった人の生活を、次世代の子供達に伝えていくことが日に日に難しくなっています。 そんな中メンバー一同が慣れ親しんできた「海」という環境を利用し「自然との触れ合い」「海岸・海洋環境への関心アップ」「マリンスポーツ振興」をテーマに据え、毎年試行錯誤を繰り返しながら開催を続けております。
海を生活の一部とし、海という自然と人とにそだてられた私たち。
そのことへのささやかな恩返しとして、一緒に未来の海との関わりを考えてもらえる人材が増えることを目指し、今後も開催と情報発信を続けていきたいと考えております。
一般社団法人「海の学校」の基本的な考え方
わたしたち「海の学校」は
- 生態系と環境保全
- 海の危険教育(安全管理スキル育成)
- マリンスポーツ振興
- 人間力とコミュ二ティ
を4つの柱として多くのスタッフ、企業や地域、団体の協力で毎年イベントを続けています。
◆海の生態系と環境保全
海の学校で過ごす時間の中で自然と触れ合い、海の尊さ、海岸に流れ着くゴミのいきさつ、環境の変化、自然災害への心得などを知ってもらい、環境とともに生きる心を育てます。
◆海の危険教育(安全管理スキルの育成)
気象状況によって常に変化する海。 海況と気象の特報的な連動パターンや現象などを体験とともに学ぶことで、災害時のみならず平常時の予期せぬ危険な状況との遭遇時に実際に対処できる知識やスキルを伝え海での危機管理の力を育てます。
◆マリンスポーツ振興
2020年開催の東京オリンピックの追加種目となったサーフィンを中心に、見ているだけでは伝わりにくいマリンスポーツの楽しさ、奥深さを体験とともに知ってもらい、マリンスポーツの活性化に務めます。
◆人間力とコミュニティ
自然という時に危険とも隣り合わせの環境で同じ体験を分かち合い、助け合うことの大切さを身につけ、普段と違う体験から生まれる好奇心・創造心を育み、個人の持つ能力や可能性を引き出し、社会に活力を与える未来の大人への基礎力を育てます。